羽田空港の混乱時のグランドスタッフの動き

2024年1月2日

 

新千歳空港を出発し羽田空港に着陸した

日本航空516便が離陸準備をしていた

海上保安庁機に衝突するという

信じられない大事故が発生しました。

 

この事故で亡くなられた

海上保安庁の5名の乗員さんに

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

ただ、日航機に乗っていた乗員含む

計379名は無事が確認されています。

 

これは日本航空CAさんの日々の訓練、乗務の

賜物だと思います。

 

乗務されていたCAの皆様

ありがとうございます。

 

そして今回は、羽田空港での事故後

他空港でのグランドスタッフは

どのような対応をしていたのかを

ご紹介しようと思います。

 

私はちょうどその時休憩中だったのですが

休憩室のテレビに突然

飛行機から火が上がっている様子が

映し出されました。

 

事務所に戻ると、周りはバダバタしていました。

 

私たちグランドスタッフは

アルゴスと言われるモニターで

どの便が何時にどのスポットに入るのか

などを確認しています。

 

そのアルゴスにたくさんの赤い文字

 

多数の便がダイバート、欠航など

乱れに乱れていました。

 

その時間羽田空港に向かっていた

国内線、国際線共に各空港へ

ダイバートしていました。

 

関空、仙台、名古屋、成田など

 

仙台空港は滑走路大混雑により

着陸不可能に陥りました。

 

と言っても羽田空港は全ての滑走路が

閉鎖されているため降りることができません。

 

1番遠い関空にも多数の便が

ダイバートしてきました。

 

そして私たちグランドスタッフに

待っているのは、到着したお客様の対応です。

 

各空港責任者の緊急会議により

羽田空港が22時30分の時点で

滑走路をオープンできない場合

着陸空港で欠航となる旨が決定しました。

 

基本的にダイバート便の場合は

ホテルや公共交通機関の費用を

会社で負担しますので

一人一人その対応をします。

 

結果、21時半に羽田空港のC滑走路以外は

オープンしたのですが

 

国内線、国際線ともに

着空港での欠航が決定。

 

 

お客様は各空港で足止めとなりました。

 

 

周辺ホテルの空き状況確認

費用負担用の封筒配布

各お客様の対応など

 

 

かなり大変でした。

 

 

ただ、どこかの空港でイレギュラーが起こり

他空港への影響が出ることはよくあります。

 

 

そんな時はチームワークです。

 

全空港密に連携をとり

お客様の要望に可能な限り応える。

 

それが私たちの仕事であり使命です。

 

「困った時はお互い様」

 

この気持ちを持っていれば

あなたは素晴らしいグランドスタッフに

なることができます!

 

グランドスタッフは誇り高い仕事だと

改めて感じた1日でした。

 

今日も最後までご覧いただき

ありがとうございます😊

 

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